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「鉄分」が足りない…(前編) [ドライブ・旅行]

幼なじみのcjm氏と、鉄分補給に行ってきました。
要するに、鉄道趣味を満喫してきたわけです。普段乗らない電車に揺られたり、写真を撮ったりするのが感性の滋養になるというわけです。

クルマの免許を取るまでは、目的の路線へたどり着くまで、ひたすら電車(時にはディーゼルカー)に乗ったものです。
最近では、目的地まではクルマを飛ばしていき、現地でクルマを停めて、目的の鉄道を味わうパターンが多いですね。(ちょっとインチキかなぁ…)

今回は、ぬれせんべいで話題になっている、銚子電鉄へやってきました。
今まで何回か乗ったことがありますが、電鉄存亡の危機にあるとのこと。

 

まずは少しでも足しになればと考えて、電鉄直営の売店で買い物です。
名物のぬれせんべいは、独特の食感と、濃い醤油味が病み付きになります!初めて食べたときは、「湿気ているのか?」と思うほど、せんべいらしい歯ごたえがまるでないのに驚きました。焼けているのに、ぐにゃぐにゃ・しっとりしています。銚子といえば醤油の町。その醤油にドボンと漬け込んで作るらしく、味はかなり濃いです。これをおかずに、ご飯が食べられるのではないかと思うほど…。ヽ^Д^ノ デモ スキダヨー!!

都内の一部のデパートでも買えますが、やはり地元で出来たてを買うのはわくわくします。売店もかなり混雑していました。

本命の「詰め合わせ」は品切れで、製造過程で割れたりしたもの(等外品)の徳用袋詰めを買いました。値段は正規品のほぼ半額。
せんべいのかけらはウマいので、少し得をしたような気になりますが、正規品を買ってあげたかったところです。
せんべいはかさばるのですが、馬子号のトランクが全部呑み込んでくれました。

 

駅前に置いてある、電車の廃車体を改造した軽食堂で腹ごしらえです。
銚子は、かつてのドラマ「澪つくし」の舞台で、この電鉄もロケに使われたようですね。(もう20年も前の放送…_| ̄|○)
よく見ると、窓かまちの所から草が生えています。草木の生命力に目をみはるべきか、この「元電車」がそこまで朽ちているというべきか。

 

一日乗車券を買って、電車に乗ることにします。
車内はご覧の通り、かなり古びた電車で、木の床板も懐かしい香りがします。

広告費用も捻出できないとみえて、車内吊りの広告は、なんと手書きでした。電鉄直営品の宣伝がほとんどです。
そもそも、この電車には、週刊誌の吊り広告は似合いませんね!

 

終着駅もこの通り。

学生の時に訪れた時から、何も変わっていません。
駅舎の中も、映画のセットのようです。すべての調度品の角がとれて丸くなり、何とも言えない温かみに溢れています。

 

 

駅から少し歩くと、海が見えました。
太平洋らしい風景を見たのはいつ以来のことか、しばし考えてしまいました。


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コメント 2

cjm

日曜は乙でした(またやろうな)。
さすがに窓框から芽が出てるのには目が点になったねい(^^;)
by cjm (2006-12-14 01:58) 

馬子

いや~、お腹いっぱいになったね。
おととい、昨日と連夜で飲み会なので、続編がなかなか書けません。
by 馬子 (2006-12-15 06:56) 

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