BMWファミーリエ！

皆さまご無沙汰です。
今年も残り少なくなってきて、ふとインターネットで検索してみました。
今年の開催日はいつなのかと？

ＢＭＷファミーリエ、調べるのがあと数週間遅かったら、のがしていたところでした。
例年通りに富士スピードウェイで、11月4日の開催でした。

気がつけば、愛車で遠出するのはこのイベントだけになってしまいました。
普段の生活に余裕がなさすぎですね。
御殿場は、この数年で自宅からかなり近くなりました。うまい具合に首都高速道がつながり、今まで用賀までたどりつくのにかなり時間を要していましたが、空いている道からすぐに乗れるようになりました。自宅を６時に出発して、鮎沢ＰＡで朝食を摂り、開会式に余裕で間に合います。

今年も全国からＢＭＷが大集合…なのですが、E46がかなりクラシックカーになってしまいました。
最近E36で駆けつけるオーナー様を見かけた記憶がなくなったのでなおさらです。

思い思いにドレスアップしたカスタムカーが勢ぞろいしている中で、一番珍しいと思ったのはこちらのクルマ。
関西のナンバーでした。2002のALPINAは初めて見ました。シックなカラーリングが似合っています。
コックピットもシンプル。それでも、ALPINAのステアリング ホイールが異彩を放っています。
「選ばれた人しか乗れない」という感じがしますね。

こちらはカスタム カラーでしょうか。グレーともゴールドとも言える独特のカラーリングです。

さて、イベント全体の雰囲気ですが、正直なところ、今年は自分はあまり盛り上がりませんでした。
毎年、出店でグッズを買うのを楽しみにしているのですが、今年は全部パスしました。
例年ですと、いくら買っても困らないもの…Ｔシャツやポロシャツなどを記念に買って帰るのですが、今年はほしいものがなかった。
展示してあるアクセサリー類も、もはやE46対応のものがない、という実情もあります。

開会式の挨拶で、どなたかが「これからクルマはどのような方向へ向かうのか？」という提言をなさったのが印象的でした。
確かに、クルマのデザイン・スタイリングへの模索、挑戦はいつまでも続くでしょう。
けれども、自動運転や電気自動車が全盛になってしまったら？
自分は古くさい人間ですから、クルマは五感で楽しみたいんですよね。
ステアリング ホイールの手ごたえも、エンジンの音やガソリンやオイルの香りも。
そうした感覚が高ぶることにより「駆け抜ける歓び」が増幅されるのだと考えています。

今のところ、魅力を感じるクルマが見当たらないので、まだ数年は…東京オリンピックの頃まではE46にしがみついているでしょうね。

さて、お昼時になり、そろそろ退場しようかな、と思ったら、私の夢のクルマが駐車場に現れました。
ショップのステッカーと、この珍しさ。おそらく私が何度もインターネットで拝見して羨望のため息をついていたあのクルマだと思います。
やっぱりE24は美しいなあ。仕事をリタイヤしたらE52を所有するのもうっとりしますが、カッコいい…