強敵!?ぽりぷろぴれん [工具・DIY]
上司に呼ばれました。
「オフィス通販で買ったボックスが、すんでのところで所定の場所に入らない。
なんとかできないか?」
なんという抽象的な命令でしょう。
ともかく現物の観察から…。
あちがちな樹脂製の引出しボックスで、下面に縁取りが出ています。
この縁取りがあるのが災いして、ボックスの高さが期待する寸法よりほんの数センチ高いというわけ。
要は、「ジャマな縁取りを始末しろ」ってことですね。(・∀・:)ゞ
ポリプロピレン製ですから、やってできなくはなさそう。
手近にあるもの…カッターナイフで気長にスジ彫りを入れていき、縁をペンチで折り取ろうとしたら、なかなか切れずに息が切れまして。
ついでに作業が終わる頃には握力がなくなっていました。
がさつな作業がたたって、切り終えたはいいが、下面はデコボコ。
ヤケを起こして、デコボコをならしてやろうと、ボックスをベルト サンダーにエイヤとかけたら…
おお~、さすがサンダー。暴力的に削れるね~。ヽ^Д^ ノ♪
…なんで黒いカスが出るの?<゚Д゚;> それにこのニオイ…??
うへぇ、樹脂が摩擦熱で融けたぁ~ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
てなわけで、融けて(焦げて?)黒くなった部分を慌ててカッターでそぎ落とすのにさらに時間がかかりました。言うまでもなく、熱に弱い樹脂に対して、やってはいけないことをしたわけです。(みなさんはマネしないように)
この失敗よりも怖い現実は…。
同じモノがあと4個もある!
しばし黙考して、自宅から工具持参で土曜日に休日出社することにしました。
これは「レザー ソー」といいまして、名前の通り「レザー(カミソリ)」の如く身が薄く、歯が細かいノコギリです。木材、プラスチックしか切れませんが、実にいい仕事をしますよ。
さっそくカッターでスジ彫りをしてから挽いてみると…。
実に軽快に切れていきます。
めでたしめでたし。
切り終わったあとで、バリをナイフで修正するのは同じですが、第一号よりははるかにきれいに仕上がりました。
さらに気がついて、3個目からは、ソーの歯が当たってキズをつけそうな場所を前もってビニール テープで保護しておくことを学習しました。
久しぶりに肉体労働をした充実感にひたっていたところ、今日になって筋肉痛に襲われました。やっぱりね。
樹脂のクセに、意外とてごわい相手だった…。
コメント 0