旧車と新車

皆様、ご無沙汰しております。
先月は車齢23年の愛車の12ヶ月点検でした。
ガレージ保管とはいえ、経年変化は避けられず、今回はブレーキピストンのオーバーホールと相成りました。
最悪はピストンの交換と言われていましたが、幸いディーラーの分解クリーニングで復旧しました。

E46のBMWは、まだ交換部品が入手できるので、できるだけ乗り続けたいと考えています。
けれども、内装部品に関しては製造中止になったり、ある程度の注文数がまとまらないと本国で再生産しない（オンデマンド方式？）ということもあり、覚悟が必要と思われます。

いよいよ修理ができなくなったら、次もBMWの中から選ぶでしょう。
おそらく、次のクルマが自分の人生最後のクルマになりそうな予感がするので、あれこれ悩むでしょうね。
残念ながら、最近ではBMWに関する情報収集意欲がすっかり薄まってしまい、E90以降の車種はさっぱり分かりません。
いつぞや代車で最新モデル（320d）を数日運転する機会がありましたが、衝撃の連続でした。
自分が旧車にしがみついている間に、BMWも進化を遂げていて当然です。

現代のBMWは「エンジンと対話しながら駆け抜ける」というよりは、「満載のコンピューターに介入されながら移動する」のですね。
もちろん、使いやすくなっているところ（ドアミラーが少し大きくなるだけで、こんなに運転しやすくなるとは！）もあります。
けれども、煩雑なスイッチに囲まれたコクピットは、自分がクルマに求めるものとはちがう…
マニュアルを読破するにも数年かかりそうです。

エンブレムを隠したら、何のクルマだか分からないほど、「らしさ」を捨ててあれこれ詰め込んでみたという印象です。
BMWの無駄も飾りもないインパネが好きだったのですが。これは、ユーザーが求めた結果なのでしょうか？

嘆いていても仕方がないので、自分でもできるメンテナンスをして、愛車をいたわりましょう。
ネット通販で「エアコンフィルター」を購入しました。
ネット通販は便利ですね～。しかも、ディーラー見積価格の半額でした。
このフィルターは横長なのでどのような梱包で届くのか気になりましたが、元箱に運送ラベルを張り付けただけで届きました。
道中破損しなくて良かったです。

このフィルターは交換しやすい場所にあり、工具も不要です。
外すのは一瞬で終わりますが、新品を装着するのはいつも少し座りが悪い。
あちこちをゆすって落ち着かせてからカバーを取り付けます。

交換記録を見たら、このフィルターを交換したのは３年前でした。
並べてみると、確かに汚れているのが分かりますね。

オーナーの心も、汚れてきたら手軽にリフレッシュできれば良いのですが！