決め手は「裏ワザ!?」 [こだわりアイテム]
メルクールのホルダーにフェザーの両刃カミソリを装着した状態で、10日あまり使ってみました。
1.替刃ホルダー(VISION)と、替刃のセット角度は同一。
2.ヒゲ剃りの時間帯(入浴時)は同一。
3.剃り方(操作方法)は同一人物によるもの。
バラツキが出そうなのは両刃カミソリを使うスキルですが、この数日で急速に上達したとは考えにくいので、同一とみなします。
条件をそろえたところで検証や考察を…困ったな。客観的な数値を示しようがない。カミソリの使い心地なんて主観100%。まぁ、お赦し下さい。
替刃の形状・規格は同一ですから、違いは原材料と製造工程という企業秘密に触れる部分ですね。
ちなみにカミソリの刃先をぬぐうとコーティングが落ちてしまうので、手入れはゆすぎ洗いだけにして下さい、という注意事項も同じです。
日頃「ドイツの道具は世界一」と信じて疑いません。さらに、今まで使ってきたカミソリ(ウェット シェービング用)はシックかジレットでした。
出張先のビジネス ホテルに置いてあった使い捨てカミソリが、僅かにフェザーや貝印、あるいは無名な国産品であったかも知れません。とにかく、国産のカミソリは今まで意識していませんでした。
結論は、「フェザー、やるじゃん♪」という感じです。見直しましたし、気に入りました。
気のせいか、本当に気のせいか、メルクールの替刃より肌への攻撃性が低いようです。もちろん、ヒゲを剃るという命題は申し分なくこなしています。自分の頬をなでてニヤニヤしてしまう、サッパリ満足感が得られます。
ヒゲソリの〆にアフター シェーブ ローションを使いますが、その際に以前よりヒリヒリしないような気がします。
この他に両社の差異は?
ふと替刃のケースをいじくっていて気が付きました。これは大いに差がある!
まず、最大の違いはケースの裏面にあります。まさに「裏ワザ」とでも言うべきか、フェザーの替刃のケースの底はお役御免の刃を収納できるようになっているのがミソです。
使用済みとはいえ、刃物である替刃を捨てる際は気をつかいます。毎回テープでぐるぐる巻きにしてから捨てていますが、これは面倒と言えば面倒な作業。ケースの底に古い刃を保管しておき、いずれケースごと捨てるようにすれば安全です。けれども、この収納空間は厚みがそれほどないので、使用済みの替刃を10枚そっくり収納できないと思います。
メルクールのケースの底はなぜか上げ底になっており、ケースのすきまから替刃を上げ底の中に押し込むことができますが、説明書に書かれていないことなので、それを意図したものかどうかは不明です。
次に、フェザーの替刃ケースの内側は、底から替刃取り出し口につながる部分がなだらかなスロープになっています。
これにより、最後の1枚まで、替刃を取り出すのが実にストレスなく行えます。
メルクールの替刃ケースにも、フェザーのスロープに類するものがありますが、残念ながらこれは機能しているとは言いがたい。
初めの数枚は良いのですが、ケースの中の替刃の枚数が少なくなってくると、替刃の端がうまく持ち上がらず、取り出し口からスムースに出せなくなるのです。
性能にあまり差がないのであれば、総合的に使い勝手の良い方に軍配が上がるというもの。
「次回どちらの替刃を買いますか」と問われたら…私はフェザーを選ぶでしょう。
相性の良い品に出会えて良かったですね (^o^)
ケースも似たような感じなのに微妙に使い勝手が違うものなのですね~
by Ten (2009-12-31 12:03)
Tenさん、新年おめでとうございます。
最終的なモノの評価は、やはり自分で下さなければならないようです。
まして、毎日使うものだけに。
by 馬子 (2010-01-01 01:54)
僕も両刃カミソリを使って丸1年ほどになりますが、ミューレの刃は高いし札幌では探すのが困難なので、FEATHERのポピュラー&DORCO(DAISOで購入した)のコンビで剃っております!
ちなみにFEATHERの刃は「ポピュラー」に付属していた2枚しか使用した経験がありませんが、まあマイルドで「顔が傷だらけになる」ようなことはありませんでしたが、安いDORCOもしくはAmazonで購入する予定の100枚セットの替刃を使うでしょうね?
それから僕のブログ「意識低い系ですが、何か?」でも両刃カミソリのレポート(?)を書いておりますので、よろしくどうぞ!
by VermilionSwan (2018-01-21 11:49)