SSブログ

私が尊敬する人は… [工具・DIY]

自分にできないことをやってのける人。
思わず尊敬します。

具体的にはどんな人?

そうですね。

瞬間接着剤を最後まで使い切れる人とか。

数日前、ちょっとした物を急いでくっつけたくて、瞬間接着剤を出してきました。実に江戸っ子気質に合致しています。ところが、キャップをひねるのももどかしくチューブの腹を押しても液が出てこない。見事に固まっておりました。
別の瞬間接着剤を出してみたら、こちらはキャップさえも開きませんでした。
いずれも買ってから数回しか(正確には数滴[たらーっ(汗)]しか?)使っていないのにがっかりです。

工具箱をひっくり返して、いつ買ったか分からない汎用の接着剤を使って事なきを得ましたが、接着剤が固まるまでしばらく押さえていなければなりませんでした。
あまりに急いでいたので、保持具(ハタ金とか逆作用ピンセットとか)を用意できなかったのです。

瞬間接着剤は、空気中の水分と反応して硬化すると聞いたので、湿度の低い場所が良かろうと考え、カメラをしまってある除湿庫に入れていたのに。
やはり「冷暗所に保管」とあるからは、冷蔵庫に入れておくのが正しいのでしょうか。
ちなみにインターネットで調べると、「今どき、瞬間接着剤は100円ショップで必要な時に買ってきて、使い捨てと割り切るべし」という意見まで紹介されていました。
一理あるような、乱暴なような。

瞬間接着剤にも色々ありますが、チューブの形状に工夫が凝らされている、以前と同じ物を買ってきました。
この商品のミソは、チューブが簡単なスタンドに収まっていて、自立するというわけです。
「立てた状態で保管する」というのも重要でして、うっかり倒したままにしておくと、やっぱりノズルの中で固まってしまう原因になります。

保管場所は冷蔵庫と決めましたが、小さいものなので、他の物に触れてつられて倒れてしまうかもしれない。今回はもう一工夫加えることにしましょう。

DSCN2953x.jpg

取り出したるは、こんな時に役立つ樹脂です。
正確には低密度ポリエチレン(だったかな?)のブロックでして、発泡スチロールよりは重さがあり、スポンジよりも硬いものです。商品の緩衝材として使われていることがあるので、見かけたら捨てずにとっておきましょう。
これをどうするかと言うと。

DSCN2958x.jpg

カッターで必要なサイズに切断して中をくりぬき、接着剤のためのハカマを作ってやります。この方法は、「品物を立てた状態に保つ」だけでなく、「転がりにくくする」ためにも有効です。
机の上からしょっちゅう勝手に転げ落ちるスティックのりに腹を立てて、四角いブロックで同様にハカマを作ってはかせたところ、スティックのりは、今ではすっかりお行儀が良くなりました。

DSCN2961x.jpg

発泡スチロールを切断すると、切りくずが発生しやすく、静電気を帯びたくずがあちこちにまとわりついて大変始末が悪いものです。
その点、この樹脂はカッターで切り刻んでも切りくずがあまり発生しません。
切るときはカッターを「上から押して切る」のではなく、のこぎりのように「挽いて切る」ように使うのがコツです。

さて、買ってきた接着剤は冷蔵庫に入れましたが、開封するのは「初めて使うとき」と決めました。
それはいつのことでしょう…。


nice!(4)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 5

馬子

あんぱんち~様、くらいふ様、こんな記事にniceいただいて恐縮です・・・
by 馬子 (2008-10-08 21:59) 

Ten

尊敬する人。。。
DIYを楽しくやってる人かな (^o^)
瞬間接着剤、確かに全部使い切る前に固まってしまいますね (^_^;)
by Ten (2008-10-09 00:11) 

馬子

Tenさん、おはようございます。
瞬間接着剤は万能ではないのですが、必要な場合がありますよね。
・・・なのに固まっているもどかしさ。
by 馬子 (2008-10-09 07:26) 

BURU

馬子様。おはようございます♪
瞬間接着剤!そういえば、一度使ってから、
その後、所在不明になったりして、使いきることないですね(^-^)
そのままゴミ箱行きだったら、あの強力な物体は、
自然に悪影響を...(考えすぎ!?)...(爆)
by BURU (2008-10-13 05:56) 

馬子

瞬間接着剤、人体には無害らしいですが、環境には?
容器が土に還らない以上、数百年そのままだと思います。
未来人が掘り返して「これは何だ?」と論争するでしょう。きっと。
by 馬子 (2008-10-13 12:01) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。