大鑑巨砲主義？

天気の良い日曜日。本を読んでゴロゴロしていると…。

(」ﾟдﾟ)｣ ｺﾘｬ ﾊﾞｶｳﾏｰ!!

ヽﾟДﾟノ カミサマ。どうしたんですか？

(」ﾟдﾟ)｣ ﾊﾝﾊﾟﾊ ｲｶﾝｿﾞﾖｰ!!

ヽﾟДﾟ;ノ …何のことですか？

(」`д´)｣ ｵﾇｼﾉ ｷﾉｳﾉ ﾌﾞﾛｸﾞｼﾞｬ!!

茶番はこれくらいにしまして。
どうせなら、公園のカワセミの写真をきちんと撮ってみようというわけです。
コンパクト デジカメのデジタル ズーム機能では画像が荒れて勝負にならないので、久しぶりに銀塩カメラを持ち出しました。
装備は機械式の一眼レフ（電池要らず）、望遠レンズ１本、露出計と三脚です。
重い三脚を担いでいくのは難儀ですが、バンドでタスキ掛けにして背中に背負い、他の機材は自転車の前カゴに乗せて出動しました。

 

公園に到着したのは２時過ぎでした。この数日の経験から、４時半になると日が暮れて暗くなってしまうので、てきぱきと勝負しなければなりません。
撮影ポイントの遊歩道は、既にものものしい機材を並べた「常連さん」でいっぱいでした。後からのこのこやってきた身なので、遠慮して少し離れた場所から狙います。

カワセミは、いつもと同じ場所で休んでいました。
池の水面にその姿が映るほど、天気も穏やかです。

せっかくなので、一番長い望遠レンズを持ってきました。
重く長いレンズなので、撮影には大型の三脚も絶対に必要です。ゆえに、買ってから数回しか持ち出したことはありません。

結論から言えば、400mmの望遠レンズでもアップで捉えることはできませんでした。野鳥の写真家の皆様が、バズーカ砲のようなレンズで武装している理由が判ります。(ﾉД`)
インターネットで検索すると、カワセミのドアップの画像もかなり見つかりますが、どのくらいのレンズで撮っているのでしょう？
それでも、今日の記事の写真は、昨日よりは数段良いものになりました。
（写真をスキャンしてトリミングしてあります）

 

ファインダーを覗き込んでいると、その姿が葦の茂みから浮き上がってくるような錯覚を覚えます。見れば見るほどカラフルな鳥です。
オオルリも鮮やかな青色の羽根を持っていますが、カワセミの色に較べると、地味に見えてしまいますね。
さすがは「渓流の宝石」などと呼ばれるだけあって、愛好者が多いのもうなづけます。(ﾟдﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ

 

撮影場所をやや移動したところ、突然、カワセミがくるりと背を向けました。
ファインダーを覗いて、Σ ･Д･ﾉﾉ 声を上げるところでした。
蛍光ブルーのような背中の体毛が、他の色を押しのけて目に飛び込んできます。
これでようやく、カワセミがどのような色をしているかわかりました。

歌舞伎では、主役級の役者が、物語の筋とはあまり関係なく、観客に背を向けて静止する場面があります。「助六」の「揚巻」などが代表例ですが、これは観客に役者の背中…豪華な帯の模様とかを見せて楽しんでもらうための演出だと聞いたことがあります。
カワセミがファン サービスをしてくれたように感じました。

フィルムもなくなり、機材をたたんでいる間に、カワセミはどこかへ飛び去っていきました。もっと早く出掛けていれば、もっと堪能できたはずですが、気がつけばあっという間の撮影でした。

 

 

家に帰ったら、激しい頭痛に襲われました。ｶﾞｸｶﾞｸ(((( ；◎Д◎))))ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
原因は、肩こりだとすぐに分かりました。
重い機材を背負って自転車をこいだだけで、この有り様です。
カメラマン失格ですね…。(´Ａ｀。)

コメント 4

カメラの扱い、慣れてらっしゃるんですね (^o^)
カワセミ、堪能させて頂きました。
次回に向けて体力作りもがんばってください。
by Ten (2006-12-05 20:14) 

Ｔｅｎさん、nice！ありがとうございます。
小中学生の頃からカメラをいじっておりますが、思い通りに撮れた
のは、数えるほどしかないような気がしてなりません。
撮っている間は夢中ですから、細かいことまで気が回らなくなるようです。
この写真も現像が上がってきてから、「構図を工夫すれば良かったな…」とか、反省すること多しです。
その反省が、次回への意欲へつながるのでしょうね。
by 馬子 (2006-12-05 21:40) 

家に居るカワセミは木で出来た年代物で、小さい時 Aおじさんに脅かされ怖い鳥と言う印象が今でもあるのですが・・・
本当に奇麗な鳥ですね。画像も奇麗ですね。お疲れまさでした。
by シジミ (2006-12-07 00:45) 

＞シジミ姉
そちらには、キレイな鳥はいませんか？
東京より、よっぽど緑も多いし…。
by 馬子 (2006-12-07 19:22)