スルー失敗 [ママチャリ]
公園の入口に立ててある「逆U字型」の柵を軽やかに通過したと思ったら…
いや~な音がしました。なにかをやっちまいましたね。
よく考えると、その柵は暴走自転車を減速させるために設置されており、本来は自転車を降りて通過するのが正しいのかも知れませんが。
どの部品をこすったのか、しばらくは分かりませんでした。
自転車がどこも壊れてなさそうなので、再びまたがって走ろうとすると、ガリガリ音がする。これは回転部品に関係する部品だな。
壊したのは、リア フォークに付けてあるバック ライトでした。
これは前輪に装着してある「マジ軽ライト」と原理が同じで、スポークに装着した磁石とライト ユニット内に仕込んであるコイルが反応して発電します。
お気に入りのアイテムだったので、かなりへこみました。
カバーがあちこち割れているので、自分で修復できるだろうか?
正面から見ても、縦一線にヒビ割れが走っています。
じっくり修復に取り組むのは後にして、しばらくはカバーが割れたままごまかして走っていましたが、ようやくお代わりを買いに行こうと決めたのは、5月の連休に入ってからでした。
ところが、しばらく訪れなかったうちに、東●ハンズの自転車売り場が縮小されてしまい、品揃えが悪くなっていました。
今まではベアリングとかスプリングとか単品でも扱っていたのに、それさえもなくなっています。このライトの代替品はありませんでした。店舗として扱い中止か、商品そのものが廃番か?スタッフに尋ねてみても、「ワタシはシガツイッピからこちらにハイゾクされまして、ソノトキすでに、そのショウヒンはみかけませんデシタ」と言うばかり。ダメだ、こいつは。
仕方がないので、ハンズのすぐ近くにある自転車ショップに移動します。
そちらで尋ねてみても、同じ商品はありませんでした。その代わりに紹介されたのがこれです。
希望どおりに機能するかともかく、買って試してみることにしました。
デザインがSF的ですが、ライト ユニットの屋根にあたる部分には、太陽電池が仕込んであります。これは磁石とコイルという物理ではなく、ソーラー パワーで作動するわけですね。
ソーラー パワーというと、無限のエネルギーを得た気分になりますが、やはり曇りや雨の日は効力が落ちるでしょう。愛用品のように、車輪の回転を利用して作動し続ける方が永続的な気がします。
説明書を読むと、「暗くなってきたら、自転車が走る震動を感知して点滅を始めます」と書いてあります。明るいうちは光らないのは合理的ですが、明るいうちは精々蓄電して、暗くなってきたときに本領発揮する設計のようです。
そんなにうまく作動するかな?
電池で光るライトはいくらでも売られています。確実に光らせたい方は、そういう当たり前のライトを選べばよいでしょう。
けれども、私は電池とライト交換にコストがかかるのが嫌なので、こういう商品を選んでみました。
まずは、トリセツにあるように「日光の下で2時間ほど充電」をしなければなりませんね。
コメント 0