ネットでお買い物 [ママチャリ]
愛車のハンドルを握るよりも、自転車にまたがる機会が断然多い。
自転車の乗り心地が気になってきたので、たまにはメンテナンスをしましょうか。
気になっていたのはこの部分。
サドル カバーやサドル バッグを取り外すとこうなります。
ママチャリにふさわしくないサドルが装着してあるのがミソです。
問題は、サスペンション シートポストのブーツが痛んでボロボロになってきたことです。
ブーツの破れが一ヶ所だけなら補修をしようという気になりますが、あちこち破れて手に負えなくなっていました。
さらに、最近ではサスペンションの効果も体感できなくなっています。
さすがに11年使ったサスペンションは交換時期でしょうか。
サスペンション シートポストは高額な部品ではありませんが、自分にとっては入手難です。
なぜなら、ママチャリのシートポストと合致するサイズ(直径25.4mm)で、サスペンション付きのものはなかなか売っていません。
昨年は自転車ショップを見かけるたびに店内でシートポストのコーナーで探してみましたが見当たりませんでした。
思いついてネット通販で探してみたところ、1つだけ見つかったのでさっそく購入しました。
買い物は自分の足を使い、実物を吟味するのが楽しみですが、今回はネット通販の便利さを痛感しました。
何軒も店を回るよりストレスがないよなぁ・・・
さて、古いシートポストを取り外します。盗難防止と緩み止めのために「六角ボルトとダブルナット」で締結してあるので、ちと面倒ですが。カウンターのレンチをこのように掛けると片手で作業ができて同時に写真も撮れます(笑)
ちなみに、このM8のボルトは長年の使用でネジ山の一部が痛んでいました。今回はこのボルトも新品に交換します。
サドルを固定しているボルトを緩めてサドルを交換、後は元通りに組んでいくだけ。
ポイントとしては、サドルを固定するボルトは締め付けトルクが決まっているようなので(16N・m)、ここだけはトルクレンチを使ってガチーんと締めます。シートポストが緩んで運転中にサドルが急に下がっても大きな問題にはなりませんが、サドルが突然はずれたら事故につながりますからね。
新しいシートポストには、薄くグリースを塗ってから組み付けます。シートポストが錆びついて動かなくなるのを防ぐためです。
サドル カバーとサドル バッグを取り付けて作業完了…といいたいところですが、新しいサスペンションはかなり沈むので、それまでよりサドルを高くする必要がありました。これは何度かサドルにまたがって調整します。
オヤツ時から作業を始めたので、あっという間に日が暮れてきました。
取り掛かりが遅いのと、手際が悪いせいですね。
写真は撮りませんでしたが、バックミラーの曇りも気になっていました。中性洗剤ごときではミラー表面(ガラスではなく樹脂製ミラーです)のホコリは取れても曇りが取れません。
物置に3Mのコンパウンドがあったのを思い出し、試しにミラーを磨いてみたところ、曇りがきれいに取れました!
さすがに、ミラーに付けてしまったキズまでは直せませんが、これなら後方も良く見えます。
こうして、昭和のママチャリは怪しい改造を次々に施され、生きながらえていくのでありました。
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