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立場が変われば? [BMW (トラブル)]

Dのサービス部門から連絡が入りました。
交換部品が明日到着するそうなので、明晩馬子号を入場させ、週末に迎えに行く予定です。
交換部品がすぐに確保できたことを、まずは喜ぶべきですね。ヽ^Д^ノ

忘れないうちにメモ代わりに記事にしておきましょう。

まず、「びっくり歯車警告灯」(そうとしか表記できない)は、「トランス プログラム警告灯」というらしいです。今後は正しい名称で表記しましょう。但し、トラブルが再発しても困りますが…。

そして、サービス部門スタッフは、今回の犯人である「ATがどのレンジに入っているかを知らせるスイッチ」のことを、「シフトのポジション スイッチ」と呼んでいました。ドライバーがセレクターでATレンジを選択し、クルマがその指示に従うわけですから、この近辺の部品ですかねぇ?

D1000003x.jpg

ATの場合、セレクター ノブの基部にあるのはメカニカルなリンクではありません。おそらく、電気接点が並んだ基盤だと思われます。
AT車で、セレクターを必要以上に頻繁に操作すると、そうした電気接点が痛む原因になる、と書籍で読んだ記憶があります。
自分の場合、+S-の匠の技でパドル シフトを後付けしていますから、セレクターそのものはしゃかりきに操作しません。むしろ「パドル シフトを装着したせいで電気的に問題が生じていますが…」と言われたらどうしよう、と考えていました。

今回のトラブル対処は、部品代+交換工賃で40,000円強という見積です。
これが高いか安いかは、相場が分かりません。
今までノー トラブルで来たことを考えれば、安いと考えます。

自分の仕事に照らし合わせてみると、不調の電気製品を整備する時は、しつこく「犯人探し」をするよりも、アセンブリー交換をする方が確実で信頼性が高く、工賃の節約になります。
自分の経験に限って言えば、スイッチの場合、接触不良だからと細かい接点をちまちま磨いても、接点が完全に復調する可能性は低く、労力が報われにくいと言えます。

基盤アセンブリーの場合は、往々にして高額なので、交換となれば部品代がかさむことになります。
かつて、修理見積が高いとお客さんにゴネられて、数ヶ月も綱引きをしたことがありました。
こちらも最後は交渉に疲れきってムキになり、丸ごと交換するつもりだった基盤を顕微鏡で観察したことがあります。
目が疲れた結果、ハンダ付けの不良箇所が発見され、ハンダを盛り直したところ見事に復調しました。基盤の代金を削って再提示した見積が了承され、やれやれ…。こういうハッピー エンドな事例はまれです。

ですから、スイッチの接触不良云々と言われた今回は、しのごの言わず、丸ごと交換して下さいと申し出ました。

自分のため、大切な愛車のためですから…。


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Ten

シフトのポジション スイッチ交換40,000円強と。。。φ(..)メモメモ
精密なASSY部品は後々の事を考えると総取替えがいいんですね。
頻繁に不具合起きる部分ならそれなりに安く上げられるのでしょうが。
by Ten (2009-01-20 20:23) 

馬子

Tenさん、こんばんは。
今回の交換工賃は数千円。意外と高額なアッセンブリーです。
ところが、インターネットで検索してみたら、意外と大柄な部品である
ことが分かりました。
AT車は、ここが壊れたらクルマと意志の疎通がはかれないので、
大切な部品だと思います。
by 馬子 (2009-01-20 21:08) 

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