即答サービス [BMW (トラブル)]
スーツを着たまま愛車をDへ連れて行きました。
応対に出てくれたスタッフ(好青年)から、まずは「外装の確認」を求められたのには驚きました。
お互いに「入庫させたらキズがついた」「初めからキズがついていた」と言い合うのは気持ちが良いものではありませんね。けれども、今まで車検で預ける際にもこのような「オーナー立会いの確認」から始まったことはありません。新しく導入されたチェックなのでしょうか。
ドアに、言われなければ分からない小さなエクボがついていることを指摘されました。
元より中古車ですし、日常乗っていれば、小石が跳ねたりなんだりで、多少のキズもつくでしょう。これはオーナーも気がつかなかったキズでして、いつの間についたものやら?
今回の見積書を見せてもらうと、まずはクルマのコンピューターに残ったエラー ログを消去してご破算にする手間と、部品の交換作業代で一万円弱でした。
つまり、シフト ポジション スイッチは、意外と高額なアッセンブリーです。
参考までに、どのような部品なのかと尋ねると、簡単に説明してくれました。
好青年君の説明と、ネットで得た情報を元に、脳内ガサツ図解を描きますと…。
ATのセレクター ノブを操作すると、ノブの基部についている横軸?が連動して回転します。(この図だと滑らかに回転するようには見えませんがヽ^Д^;ノ)
ポジション スイッチはドーナツ型の部品で、この横軸にはまっているらしい。
ドーナツの内側には電気接点がぐるりと並んでおり、「横軸が回転してどの向きになったか?」を検知して、ドライバーが選択したレンジをミッションに伝えるという仕組みだそうです。
ネットで検索してみますと、この電気接点も銅板製であり、長年の使用で磨耗してくるということが報告されておりました。なるほどね。
さらに、好青年君は、E46でそろそろこの故障が報告されてきています、という話もしてくれました。
土曜日の受付氏よりも、はるかに詳しい説明をもらったので、こちらも安心しました。
これがサービスというものです。
「大事に至らなくて良かったです。」と伝えると、好青年君は、
「はい。ミッション自体の故障ですと、30万円ぐらいかかってしまいますし。」と、最後まで即答でした。過去に彼が担当したお客さんで、運悪く高額コースになってしまった事例があったのでしょう。
そんなわけで、馬子号は久しぶりの外泊となりました。
メカニカルな故障ではないため、部品を交換したからといって、復調が即座に体感できることもないと思いますが、週末に迎えに行くのが楽しみです。
馬子様。おはようございます♪
ほんと、BMWのメカニックに限らずですが、しっかり、はっきり、安心させてくれる方と、なんだか余計に不安にさせる方といますよね(泣)
いいメカニックに出会えるかで、次の愛車選びもかわってきますよね~(爆)
by BURU (2009-01-21 07:30)
BURUさん、おはようございます。
ひとたびクルマのオーナーになれば、必ずサービス部とのお付き合いがあります。
「この人!」と見込んだメカニックの人が転勤するたびに、その人を追って持ち込むDを変える…人がいるとか?
by 馬子 (2009-01-21 08:20)
しっかり勉強や経験を積んでいるサービスマンだと安心できますね。
この故障箇所は良く出る部類に入ってくるということですね。
新しい部品は何か対策とか盛り込まれているのかな?
それともやっぱり消耗品。。。(^_^;)
by Ten (2009-01-21 20:28)
Tenさん、E46もデビューは前世紀ですから、そろそろ故障事例が
報告されてきてもおかしくないですね。
雑誌の修理レポートなどを見ますと、交換部品がマイナーチェンジされて
いる例もあるようです。
このパーツはどうかなあ。
by 馬子 (2009-01-22 00:34)