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3段変速機の調整 [ママチャリ]

今日は、今年初めてセミの鳴き声を聞きました。夏本番ですね。
暑いので、家に閉じこもって涼んでいようと思いましたが、東京都議選の投票だけは行かなくてはならず。自転車を引っ張り出しました。

 

乗る前には、必ずタイヤに空気を足しておりますが、今日は変速機の調整も行いました。手順を書いておかないと自分が忘れてしまいそうです。
まずは、変速機のカバーを外します。
ハブ内蔵の3段変速で、このように変速機が車体の左側についているのは形式が古いらしいです。20年以上乗っていますから、古いのは当たり前…。

DSCN4491x.jpg

以前にメンテナンスした際の目印が付いていますが、見える部分の構造をおさらいしておきましょう。
この変速機は、ハブの中をピンが貫通しています。変速機のレバーが動いて、このピンを押し込む(矢印)ことによりギアが切り替わる仕組みです。ネットで調べたところ、ハブの中はかなり複雑な仕組みになっているようで、自分のスキルではむやみに分解はできません。

3段変速機の調整を行うには、ギアを2段目(真ん中)に切り替えておきます。この位置が調整の基準になります。

ピンに位置合わせ用のマークが刻んであり、マークをハブの孔ぴったりに合わせる方式の変速機もあるようですが、これにはついていません。代わりに、位置合わせ用の矢羽根?があります。(丸印)

DSCN4493x.jpg

この矢羽根が一直線に並んでいれば、変速機の調整はOKです。
画像では、分かりやすいように、わざと調整を大きく外してみました。

DSCN4494x.jpg

変速機に接続されている調整用ナットを廻していくと、矢羽根の向きが変化します。羽根が並ぶようにナットを調整すれば完了です。

これしきのことで、変速機の調子がかなり変わります。さらに時間があれば、チェーンに油をさすことでも変速が滑らかになるそうです。たかが3段変速でも、調子の良し悪しは乗り心地に響くので、たまにはメンテをしておきましょう。
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コメント 4

kanchi

パチ、パチ、パチ!
凄い!

私なんか毎回のように前回の調整の要領を忘れて四苦八苦してしまいます。そうして要領がつかめて作業終了しても、次回はまた同じ事の繰り返しです。

20年も調整だけで使い続けられるということは、しっかり造られた自転車なんですね。


by kanchi (2009-07-13 21:53) 

馬子

kanchiさん、こんばんは。
こうして、自分の備忘録も兼ねてブログに記事が書けるのは、
デジカメなくしてはできません・・・。
ちょっと込み入ったメンテナンスだと、必ず写真を撮ってから分解します。

調整だけで乗り切るには、そろそろ限界が来たようです。
あまり滑らかに変速しなくなりました。
内部はかなり磨耗していると想像します。
by 馬子 (2009-07-13 22:16) 

Ten

ママチャリの変速機にも調整機構ってあったんですね。
覚えとこう~φ(..)メモメモ
自転車の空気圧調整は乗り味が大きく変わるので大事ですよね~
by Ten (2009-07-13 22:55) 

馬子

Tenさん、変速機のメンテのここから先・・・(奥?)は
複雑怪奇です。
ttp://taka-laboratory.hp.infoseek.co.jp/20070714-Inter-3/Inter-3.html
こうした仕掛けを最初に考案した人はえらいですね。
意外と日本の方だったりして。
by 馬子 (2009-07-13 23:06) 

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