創造は破壊から? [BMW 雑ネタ]
出張でしばらく留守にしておりました。
行っていたのはこんなところ。
名物は、大河をゆったりと進む遊覧外輪船。
街のアイドルはこんなコスの人。
女の子バージョンもおりますよ。
アメリカ南部の酔いどれ街、ニューオーリンズです。
なにしろ、「この街での肝硬変は自然死」というジョークがまかりとおる。
昼間から堂々と酒が飲める。変わった街です。
ホテルの朝食からしてハンパない。
サムネで見たら「カニか!?」というくらい巨大なクロワッサンと毎朝勝負しておりました。味は悪くないんですが、量に圧倒されます。
クロワッサンごときにまいっていたら、その後の商談がままならぬ。
朝から晩まで、アメリカのメーカーのスタッフとやり合っておりました。
今回は単身の出張でした。
「気楽でいいですね♪」と言うのは、単身で外国に行ったことがない人です。
朝から晩まで広大な見本市会場を歩き通してごらんなさい。
通訳も荷物持ちもいません。自分のペースで仕事をしてよいとはいえ、一人で何役もこなすのは疲れます。
ですから、異国の地で、自分の好物を見つけたときの興奮といったら!
だけど、これではあんまりですね。Σ ゚~(Д゚~lll)
大破したBMWが、ごろんと転がしてあります。
後ろへまわると、どうやら7シリーズらしいことが分かります。
特別仕様車でしょうか、テールパイプがバンパーの中に仕込んであるところは、レ●サス チックなデザインですね。
これほど盛大にクラッシュすると、安全機能がすべて起動するようです。
特徴的なのは車内に展開したエアバッグの数々。
ステアリング ホイールに仕込まれたおなじみのものは、顔面をフロントガラスに打ち付けないようにするものだと想像できますが、この他のものは?
Aピラーに展開しているものは、ドライバーの側頭部を守るもの。そして、ステアリング コラムの下に展開しているのが、ドライバーの脚を守るものだそうです。
ドライバーズ シートに座らせてもらいました。
事故車?に乗せてもらうのはなかなかできないことです。
このクルマがどのような衝突実験をしたのか分かりませんが、フロントがあれだけ大破しているのに、キャビンには驚くほど変形がきていません。
この展示は「何が起ころうとも、BMWのサービスがあなたを守ります」という宣伝らしいのですが、「何が起ころうとも」の最悪の事態はこんなでしょう。
ブースの女性は、このグシャグシャ状態のままコンテナに詰めて、この展示会場まで運んできたのだと、こともなげに言いました。
こんなショッキングな展示、日本ではBMWジャパンが許さないでしょうね。
さすがは「目立ったモノ勝ち」なアメリカでのヒトコマでした。
出張、お疲れ様です!!
BMW、60km/hのオフセット衝突でしょうか?
by Ten (2010-03-26 22:25)
BURUさん、nice! ありがとうございます。
by 馬子 (2010-03-28 00:50)
Tenさん、低速でもオフセット衝突は想像したくないですね。
動画を見ると、クルマが紙のようにクシャクシャになりますから。
by 馬子 (2010-03-28 00:54)
toritonさん、過去記事にもnice! ありがとうございます。
by 馬子 (2010-03-28 00:54)