SSブログ

足利名物? [ドライブ・旅行]

足利学校のすぐ近くに、800年余の歴史をもつといわれる、「ばんな寺」があります。
漢字で書くと「鑁阿寺」ですが、なんと難しい字でしょう。
MS-IMEの手書きモードを活用してなんとか表示させてみましたが、パソコンの機種によっては正しく表示されないかも知れませんね。
DSCN5987x.jpg

寺の前には堀があり、屋根つきの橋を渡って入ります。
このような構造の寺は初めてで、橋の風情といい、感心しました。

DSCN6003x.jpg

残念ながら、本堂は屋根の大改修中とかで工事の足場で囲われており、どのような建物なのかうかがうことはできません。

DSCN5990x.jpg

意識したのは、工事用の簡易エレベーターが仮設されていたことです。
資材を積んで上げ下げ、なのでしょう。おそらく人が乗るには怖いと思いますよ。

DSCN5998x.jpg

本堂は工事中ながらも参拝できました。
この木造の像は「おびんずる様」と呼ばれているそうです。大切な像であろうに、柵もなければ「手を触れないで下さい」の札もありません。
あとで調べたところによると、おびんずる様は「参詣客に触られるもの」であるようです。すなわち、我が身の悪いところを触り、おびんずる様のお身体の同じ場所をさすると、おびんずる様が治してくださるらしいです。

DSCN5992x.jpg

しまった、そうと知っていれば、おびんずる様に怒られるくらいあちこちなでなでさせていただいたのに…。

境内では、この鐘楼が気に入りました。国の重要文化財に指定されているそうです。
こうした文化財の最大の敵は火災と地震でしょうが、この優美な建物が今後も末永く保存されることを願います。

DSCN5993x.jpg

地元出身の友人に奨められた鰻店で休憩です。
たれめしがかなり濃い目…というか甘い独特の味です。
「こういうものを食べないと夏バテするぞ!」と思ったら、ばくばくあっと言う間にたいらげました。

DSCN6010x.jpg

さて、本日のメイン イベントのお時間です。
家来を連れてやってきたのは、地元の「下野國一社八幡宮」です。

DSCN6014x.jpg

この八幡様の縁起よりも…
同じ境内に合併されている小さな稲荷神社の方が有名だと思います。



その御名も、「日本三大縁切神社」の一つ「門田稲荷神社」であります!
最近ふとしたことがきっかけで、この神社をかなり意識するようになりました。調べていくとご利益バツグンらしいのです。
関東近県でもあるので、これは夏休みのイベントに充分なるとふんだのでした。

縁切神社の正しいお参りとしては、「特定の人物との縁が切れるように願う」でしょう。
けれども「人を呪わばあなかしこ…」じゃなかった「穴二つ」と言われます。
このお稲荷様のパワーが強すぎたら?と思うと、安易に縁切をお願いするのはためらわれます。
ではなぜここへ来たかといえば、別件でご相談してみたいことを思いついたから(・∀・)b"です。

この神社は人との縁を切るだけでなく、病気や災難、悪癖などとも縁を切って下さるそうです。
それならぜひとも!

持病の腰痛と縁が切れないか?と考えたのでした。


社務所で絵馬を買い求め(宮司様も事務的な対応でした)、願い事をしたためます。字が汚いと、こういうときに恥ずかしいですね。
絵馬の裏面一杯に「腰痛との縁切」を願って書きました。

DSCN6017x.jpg

それではお参りに行きましょう。

門田稲荷は、手入れが行き届いたきれいなお宮があり、とても日本三大縁切神社の一つには見えません。

DSCN6022x.jpg

ところが、ご祈願の絵馬を覗くと、縁切神社にふさわしく憎悪に満ちた絵馬ばかりで愕然とします。
中には、顔写真が貼られ、その写真にナイフでキズをつけてあったり、絵馬一面に呪いの文句が書いてあったり。

なにしろ、縁を切りたい人物を特定しなくてはいけないので、絵馬には対象になる人物の名前と住所が墨痕鮮やかに書いてあります。
男女のくされ縁であったり、嫌な会社の上司であったり、ならよくある話ですが、「配偶者に不幸が訪れますように」などと本気で書かれている絵馬がいくつもありました。
中には、親子の縁を切りたいと願う絵馬もあり、他人が立ち入れない家の事情があるのですね。

私が願うように、ご当人にとっては病魔との縁切も深刻です。
絵馬に書かれている病名も不治と思われるものが多く、ここへすがりにきた事情が察せられます。

さて、私にはご利益が届くかどうか?
これで腰痛がぴたりと治ったら、油揚げを持ってお礼参りに行きたいと思います。


おやつの時間になりましたが、日差しは依然として強く、ふらふらしてきました。馬子号を高台に向かって走らせます。
到着したのは、「ココ・ファーム・ワイナリー」です。
地元ではちょっと有名な場所らしく、足利観光でははずせない場所だとか。
山の斜面一面にブドウ畑が広がっています。まるで日本ではないような光景です。

DSCN6028x.jpg

ワインや、ワインを楽しむための酒器やチーズなどの売店と、カフェがありました。あんまり暑いのでテラス席は、私とアタリメとエイヒレの他は誰もいません。できれば冷えたワインをひっかけたいところですが、ノン アルコールの炭酸飲料で我慢です。

DSCN6030x.jpg

とにかく暑い一日でした。


nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 1

馬子

ほりけんさん、相変わらずお忙しそうですね。
またお立ち寄りください。
by 馬子 (2010-09-01 23:20) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

究極の廃校復活!馬子2号 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。