エアコンSOS! [工具・DIY]
今回のがさつな工作は「段ボールでエアコンの不調を直そう!」です。
結果から言うとそうなります。
数日前、会社の自分のフロアのエアコンがおかしくなりました。
他の階や他のフロアに比べ、ちっとも部屋が涼しくならない。
外気温と室温の差が小さいと、エアコンが働かないのかも知れないと、設定温度をわざと22度まで下げてみましたが効果なし。風量を最大にしてみても、いつまでも「生ぬる~い」空気がただよったままです。
本格的な夏に入る前に、不調に気がついて良かったというべきか!?
慌ててエアコンのメーカーに泣きつきました。
やってきたサービス スタッフは「いかにもベテラン」という風貌でした。昨日今日現場へ放り出されたのではない、という雰囲気です。うむ、たのもしい。
彼は、デジタルの温度計でエアコンから吹き出す風の温度をあちこちチェックしたあと、小雨の中を屋根の上に出て、室外機のチェックもしてくれました。
見守っていたら、工具を取り出してやおら分解にかかるでもなく、それ以上複雑な作業を始めませんでした。おやおや?
再び室内に戻ってきた彼は、穏やかな笑顔で「壊れてはいません」と宣言しました。えー?だってこんなに冷えないのに。
実際のエアコンの様子です。彼に言わせると、止むを得ないとはいえ、エアコン周辺の家具の配置が悪いそうです。どういう意味でしょう。
答えは、エアコンの吹き出し口の直下に背の高いキャビネットを置いていることだそうです。
いつものがさつな解説画像をご参照下さい。
吹き出し口の直下にキャビネットがあるため、エアコンから出た冷気はすぐにキャビネットの上面に当たります。
当たった風のうちいくらかは、その場で滞留するというか、逆流するというか…室温センサーに即座に当たります。
これにより、センサーは「もうこんなに室温が低い!」と勘違いし、即座にサーモスタットが切れてしまうというわけです。実際の室温が30度以上あろうと、センサーは自分の眼前の温度だけでしか状況を判断しないということか。
スタッフの助言に従い、冷気がセンサーに直接当たることを防ぐため、段ボールでついたてをやっつけました。
言うまでもなく、センサーのスリットを完全にふさいではいけません。
「これしきのことで?」と驚かれると思いますが、確かに効果がありました。
オフィスやご家庭で「節電に協力したいのはやまやまだけど、ウチのエアコンはちっとも冷えないんだ」という方、もしかしたら、原因はこんなささいなことかも知れませんよ。
そういう原因でエアコンが効かないなんて事があるんですね!!
覚えとこう。φ(..)メモメモ
by Ten (2011-07-02 00:26)
Tenさん、サービス スタッフが到着するまでは
「いよいよこいつもドナドナかなぁ」と思っていました。ゴメン。
by 馬子 (2011-07-02 00:36)
きんたさん、nice! ありがとうございます。
今年の夏はいつも以上にエアコンの操作に気をつかうことに
なりそうです。
by 馬子 (2011-07-02 12:14)
BURUさんこんばんは。今夜も寝苦しいですね。
雨まで降ってきましたよ。気がめいりますね。
by 馬子 (2011-07-05 00:41)
馬子様。こんばんわ♪
梅雨明けしましたですねっ(^-^)
ますます寝苦しい熱帯夜が続くと思うと、がっくしですよね~(汗)
by BURU (2011-07-09 19:44)