初撮影：ＢＭＷ馬鹿！ねこと工具と酒・タバコ･･･：SSブログ

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初撮影　[こだわりアイテム] [編集]

今年もよろしくお願いします。<(_ _)>
年末年始休みはあっという間に過ぎていきますね。

去年のいつ頃からか、「正月にやってみよう」と時機をうかがっていたことがありました。
家の近所、しかも地上からスカイツリーが見える場所を発見したのです。
しかし、なにしろ遠景ですから、空がきれいに晴れていないと拝めません。正月ならクルマも少なく空気が澄んでいるし、写真撮影をしても通行人の邪魔にならないでしょう。

あいにく、東京ではこの三が日はすっきり晴れませんでした。去年の師走の空はきれいだった。
天候は自分で変えられませんから、器材を玄関に並べておいて、毎朝東の空を眺めては諦める、という日が続きました。

そのうちに、「これなら撮れそうだ」と判断して何年かぶりに超望遠レンズと三脚をかついで繰り出しました。
持参したのは400mm F5.6ですが、これは銀塩カメラ用のシロモノ。Nikon D300に装着すると、焦点距離が約1.5倍（メーカーによって異なるようですが）に伸びたような画像が撮れます。
銀塩一眼のフィルム１コマよりも、デジタル一眼の受光素子は面積が小さいそうです。
すなわち、デジタル一眼に銀塩用の400mmのレンズを装着したとしても、本来得られる画角より映り込む範囲が狭いため、600mm相当の画角に強制的にトリミングされてしまうという仕組みだと理解しました。
ですから、あたかも「600mm F5.6」というような途方もないレンズで撮影しているような錯覚におちいります。

デジタル一眼の機能を最大限に発揮するなら、デジタル用のレンズを使うのがお薦めでしょう。ところが、我が家には、銀塩時代にさんざん親しんだレンズが色々ある。これら愛用品をお払い箱にするのは惜しいので、デジタル一眼にしつこく装着して不便ながらも撮影を続けている次第です。プログラム撮影、AF、ズーミング、こうしたせっかくの機能が一切使えないので、絞り優先オート、MFというのんびりした撮影になります。

さて、今回の撮影では遠近感が圧縮されすぎて、電柱や電線がごみごみして映ります。都会の風景といえばそれまでですが、ちょっと興ざめです。
これくらいレンズが大きくなると、三脚に据えてから風の影響による微細なブレも考えなくてはいけません。
また、レンズの前の横断歩道を渡る人や通過するクルマを見切っての撮影なので、レリーズが必要です。
デジタル一眼では、レリーズが機械式ではなく電気式？でレリーズコントローラーの中にも単４電池が２本必要など、電池がないとまったく使えないものになっています。

オート露出にすると、どうしても地上の適正露出になってしまい、空が明るく消し飛んでしまいます。
モニターで確認しながら、露出をマニュアルに切り替えて何枚も撮ってみました。

空を適正露出にすると、地上の露出は犠牲になり暗く塗りつぶされます。これは仕方がない。

私は、スカイツリーの外観があまり好きではありません。なぜとかというと、地上から頂上まできれいなテーパーではなく、細くなったり太くなったり、設計が野暮ったいからです。撮影した画像をパソコンのモニターで拡大して観察すると、それが強調される気がします。

正月ならではの懸案行事がもう一つありました。

最近通いつめている「キャットカフェ」は、なんと元旦から営業！していたので、初詣の帰りにお年始に行きました。なんでも「結局エサを毎日あげなくてはいけないから、年末年始もそのまま開店していた」というのです。

そうなると、ご無沙汰の「公園組」にもお年始に行かないといけない。
カメラの撮影記録が正しければ、例の公園を訪れるのは去年の花見以来でした…

それでも、数年来の知己ですから、声をかければ膝の上に乗ってきます。
園内や、公園への通り道でも、鳴いて私を呼び止めるのらぬこがおりました。
今日はわざと大き目のセーターを着ていき、膝の上のぬこごと包んでしまおうという魂胆。
ラブちゃんはお気に召したらしく、30分以上ぶーごろぶーごろ言っていました。

他のぬこも、大人しいものは片っぱしからふんづかまえて、入念にブラッシング。
その後でしばらく抱いていると、お互いに暖かくなり幸せです。
幸せになったところで、公園の脇にある神社に、ぬこたちの健康をお祈りしてきました。
世界中ののらぬこが幸せになればよいのですが、残念ながら自分が出会ったほんのひとにぎりしか救済してあげられません。