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片方だけつけまつげ [BMW (トラブル)]

毎日エンジンをかけても、たまにしか乗らなくても、クルマのトラブルは予告なくやってきます。
今回は、去年のBMWファミーリエの時から警告灯を無視していたので、自分としては問題を放置していたほうです。

 

現在の状況はこうです。確か4年前にも同じような現象がありましたが、前照灯の異常が。
前回は右側でしたが、今回は左側が「つけまつげ」になってますね。

DSCN7742x.jpg

エンジンを始動するたびにこの警告灯が点き、HIDを点灯させると消えます。
ところが、イカリングやHIDは正常に点灯しているので、「犯人は他にいる!」とにらんでいました。
年初の挨拶がてら、「+S-東京」に行きました。

BMWファミーリエで見かけたかもしれないデモカーの並ぶ駐車場の奥に停めました。

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お客さんのものか、スタッフの方のクルマなのか、新型の1シリーズと、E30が並んで駐車しています。
キドニー グリル以外で両者の共通点は…そうそう。「Aピラーの延長線が前輪の中心を通る」ことです。
最近のBMWのデザインはかなり奔放になってきましたが、この文法は健在ですね。大いにけっこう。

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店舗の中には、「初音ミク号」も展示されていました。間近でゆっくり観察すると、ステッカー類のラッピング技術に感心します。

DSCN7751x.jpg

新年の挨拶もそこそこに症状を訴えると、馬子号はさっそくピットに運ばれていきました。
診断結果は、「警告灯点灯キャンセル回路」の不良ということです。
ノーマルのハロゲン バルブとHIDでは点灯電圧が異なるため、馬子号のようにHIDに換装すると自己診断プログラムが「前照灯回路がおかしい」と判断して警告灯を点灯させます。その状態を異常だと感知させないためにHIDに特殊回路が接続してあるそうですが、今回は左側のHIDユニットに付属するキャンセラーがおかしいそうです。
その証拠に、回路だけを取り外して左右入れ替えたところ、今度は右の前照灯が「つけまつげ」になったとか。

イカリングやHIDそのものに異常はないので、このまま乗れないこともないそうですが、やはり警告灯が点いたままなのは目ざわりですね。特に「片方だけつけまつげ」なんて・・・(笑)

キャンセル回路だけを入手して交換するのが一番素直ですが、今回は「コーディング」を提案されました。これなら部品交換なしに即日対応できるので、まずはこの新しい手法を試してみようというわけです。

DSCN7752x.jpg

但し、この方法がうまくいったとしても、一つ問題が残ると説明されました。
それは、本当にイカリングやHIDが切れても、逆に警告灯が点かなくなるということ。
前照灯が球切れすると、ドライバーがそれに気づきやすいため実用上問題は少ないでしょうと言われました。
これがテールランプの場合、球切れがなかなか認識されにくいため、お勧めはしませんということです。なるほどね。
さっそく、コーディング作業をお願いしました。BMWの内蔵コンピューターとパソコンをつないで自己診断プログラムを外部から設定変更し、異常を強引にご破算にするのです。
良く考えると「痛いなら、痛みを感じる神経を黙らせればよい」という発想に似ています。問題の根本治療になっていないようだけれど、めでたく「つけまつげ」は消えました!


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コメント 2

Ten

最近ではそういうこともできるんですね。
「Aピラーの延長線が前輪の中心を通る」デザインは
綺麗ですね♪
by Ten (2012-01-12 04:31) 

馬子

Tenさん、そんな早い時間にコメントをいただいて・・・
コメント返しがさらに遅くなってしまいました。
by 馬子 (2012-01-15 23:21) 

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