お出かけ用アナグマ [こだわりアイテム]
去年の夏から待っていたいたものが、ついに手に入りました。
帰宅して、それが届いていた時の嬉しさといったら!
宅配便の包みから出てきたのは、片手に乗るような小さなもの。
箱のラベルのアルファベットの筆記体のロゴがなかなか判読できず、あちこち調べて「Il Ceppo」というイタリア・フィレンツェのメーカー名であることが判りました。ちなみに、「イル チェポ」と読むらしいです。
箱の中身はこういうもの。
掌サイズの筒状です。
一方は、ネジ込み式のキャップが付いています。筒の反対側は開いており、雌ネジが切ってあります。
開いた口からのぞくと、私が好きな文句が誇らしげに輝いていますね。
「REAL BADGER(ホンモノのアナグマ)」と!
これは、携帯式の旅行用ヒゲブラシなのです。
先ほどのキャップを外すと、おなじみのアナグマ毛のブラシが顔を出します。
ブラシ部分をころりと出したところ。ブラシの台座には雄ネジが切ってあります。
先ほどの「REAL BADGER」のステッカーは、台座の裏面に貼ってあるわけです。
このブラシを組み立てるには、台座の雄ネジを筒の反対側の雌ネジに合わせます。
ブラシを収納するときは逆の手順ですね。
これにより、ブラシの毛先を傷めることなく持ち運ぶことができます。
このブラシは、このブログのリンク先の「カミソリ倶楽部」から購入しました。
カミソリ倶楽部のホームページに掲載されている役立ち情報に従い、新しいヒゲブラシをおろす時の手順を実行しましょう。初めて使う前に、ブラシを熱湯に3分ほど漬けるだけです。
ところが、ブラシを丸ごとドボンと熱湯に浸すと毛を束ねている接着剤が痛むそうです。ブラシの毛の8分目ほどを浸すのがオススメらしい。
これを実行するにはどうしたらよいか、ちょっと工夫しました。
シェービング カップの底にヒゲブラシ スタンドを立ててブラシを逆さに吊り、熱湯を注ぎます。
熱湯に浸しても、ブラシには独特の「けだもの臭」が残ります。この臭いが「いかにも新品」でよい感じです。使っているうちに、けだもの臭は消えてお気に入りの石鹸の香りになるわけです。
カミソリ倶楽部では携帯用ヒゲブラシを何種類か販売していますが、私はこだわってツヤ消し仕上げのブラシにしました。
愛用のメルクールの替刃ホルダーがサテン仕上げなので、ブラシもツヤ消しでそろえたかったのです。
昨年末のマルセイユ出張の際、当地のデパートで似たようなヒゲブラシを何種類も売っていましたが、どれもメッキ仕上げでした。
私はメッキでツヤピカなものは滑って取り落としそうな先入観があるため、土産として買わずに我慢してきたのです。
さてと。来月に出張がありますな。
面倒な用件なのですが、このブラシを持っていけば、せめてホテルでのバスタイムが楽しくなるでしょう。
Tenさん、BURUさん、GWはいかがお過ごしですか?
nice! ありがとうございます。
by 馬子 (2012-04-30 22:03)