転んでもタダでは起きぬ雨の週末：ＢＭＷ馬鹿！ねこと工具と酒・タバコ･･･：SSブログ

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転んでもタダでは起きぬ雨の週末　[BMW （トラブル）] [編集]

なんだか「月イチ更新」になってます。

この週末、都内では久しぶりにまとまった雨が降りました。
近所で祭礼があったのですが、せっかくの神輿もビニールカバーをかけての出発。
ちょっと興ざめでしたね。

さて、昨日の昼頃も突然の雨に見舞われました。
近所へ買出しに行かねばならず、馬子号で出動しました。クルマなんだから、雨に濡れずに買い物に行けるのです。
「愛車が汚れるから、雨の日はクルマで出かけない」という方もいるようですが、私はそこまで神経質ではありません。

昼間なのに薄暗かったので、イカリング点灯だけで走行するのは危険だと考えて、ヘッドライトを点けました。
すると、またしてもつきましたよ、警告灯が!!
みなさまおなじみの「片方だけつけまつげ」であります。

信号待ちの時に、前に止まっているクルマの車体を利用して調べてみました。
右側のヘッドライトが消えています。一度ライトを消してからもう一度点けると、最初の数秒は点いたり消えたりしますが、そのうちにす～っと消えてしまいました。
あ～あ。たまにしか走らせないのに故障ですな。

日曜日の午後、正月以来に＋Ｓ－Tokyoを訪ねました。
こんなクルマが停まっています。ここに来ると、自分の愛車が「限りなくノーマル」に見えて仕方がないんですよね。いじりすぎて、「タネ車がなんなのか」一瞬分からないです。

車体側面は痛車全開。ラッピング技術に感心します。これだけ巨大なステッカーを印刷してしまうプリンターもすごいですが、それを気泡なく貼ってしまうとは、どんな職人が作業しているのか気になります。

ボンネットはこんな感じ。確実に「世界に１台」でしょうね。

さて、ヘッドランプの診断をしてもらいました。
部品を左右入れ替えてみたりして調べたところ、ＨＩＤのバルブそのものに異常はなく、ライトユニットの背後に控えるバーナーに問題があるようです。

では、バーナーを交換すれば問題解決？さらに説明を聞きました。
1)バーナーだけ取り寄せるのは日数がかかる。１個６万円くらい。
2)いずれ反対側のバーナーも寿命がくる可能性がある。

ハロゲンランプでは「バルブ交換」だけで済んでしまう問題も、ＨＩＤでは複数の電装パーツがからむため、そう簡単には解決しないようです。

そこで提案されたのが、ベロフのＨＩＤキットでした。
すなわち、今回の故障を機会にＨＩＤライトユニットを一新してはいかがでしょう？ということです。
現在はボッシュのユニットが着いていますが、その筐体以外が全部ベロフのパーツに置き換わるのです。

新型のユニットに交換することにより、光量がアップするという説明が背中を押しました。
かなり値引きをしてもらいましたが、左右のＨＩＤキットとバルブセットで、合計10万円以上の出費です。
ＢＭＷ馬鹿にふさわしく、発端はトラブルでしたが、結果的にはチューニングを施したと考えれば…(･∀･)b"

余談ですが、ノーマルのハロゲンランプからＨＩＤに交換して感じたのは、「歩行者が見やすくなった」ということ。それが光量アップすれば、もっと見やすくなるでしょう。
安全装備にお金をかけるのは悪いことではない。ドーンといってしまいましょう。

修理が終わった頃、あつらえたようにあたりが暗くなり、バケツをひっくり返したような雨が襲ってきました。
おかげで、修理は終わったのにしばらくは様子見で帰れなくなりました。
意を決して自宅まで夕方の雨の道を走って帰ってみたところ、あまり光量がアップしたという実感は湧きませんでした。
ともあれ、ＨＩＤに慣れてしまうと、ハロゲンランプには戻れません。特にこうした悪天候での運転では安心感が違います。